日常のお手入れ方法
マーカーボードの
メンテナンス方法について
マーカーボードは使用環境によっては表面が著しく汚染したり、消えが悪くなることがあります。
その原因は以下のことが考えられます。
また、汚れ、消えが悪くなった場合のメンテナンス方法も以下にご案内いたします。
マーカーボードの通常のお手入れ
- ホワイトボード全面をイレーザーで消します。
- 清潔な水にきれいな布を浸してしっかりと絞ります。その布でホワイトボードを水拭きしてください。
- 乾いた布でホワイトボードの水分を完全に拭き取ります。
著しい汚染の原因
- イレーサーが著しく汚れたものを使用しますとマーカーボードの表面も顕著に汚れます。
- マーカー描書後すぐに消去するとインクが乾燥していないため汚れが表面に広がります。
- 表面清掃に中性洗剤や汚れた雑巾を使用すると板面に残った洗剤や水垢がイレーサーの汚れを吸着し汚れることがあります。着し汚れることがあります。
- 冷暖房排気風、タバコのヤニ、手垢、指紋がボード表面につくと著しく汚れることがあります。
著しい汚染時のメンテナンス
- ボード表面を綺麗な雑巾で水拭きをした後、乾いた雑巾で空拭きし水シミが無くなるように拭き取ってください。
- 上記メンテナンスで汚れが取れない場合は、市販のエチルアルコール(99.9%)でクリーニングしてください。
なお、汚れた雑巾や中性洗剤等の使用は、逆に汚染しやすくなりますので、お控えください。 - イレーサーが著しく汚れた場合は、水洗い後十分に乾燥させ綺麗なものを使用してください。
- イレーサーは毛足の長いほうが消去性に効果があります。
マーカーの消えが悪くなる原因
- 古くなったマーカー(描書した文字がカスレたり、色が薄くなった状態)は、インク成分のバランスが悪くな るため通常使用時においても消えが悪くなることがあります。
- 長期間の書置きおよび日光や冷暖房の排風が当たる場合は消えが悪くなる場合があります。
- 古くなったイレーサー(繊維の擦り切れ、破れ)、マーカー粉塵が多量に付着したイレーサーを使用しますと消えが悪くなります。
- ボード表面を酸、アルカリ等の薬品や中性洗剤で清掃しますとマーカーの消えが極端に悪くなります。
著しい汚染時のメンテナンス
- 描書した文字がカスレたり、色が薄くなったマーカーは新しいマーカーにお取替えください。
- 繊維が擦り切れ、破れたイレーサーは新しい物と交換をしてください。
また、著しく汚れたイレーサーは一度水洗いをして十分に乾燥した綺麗なものを使用してください。 - 酸、アルカリ等の薬品や中性洗剤による清掃はおやめください。
チョークボードの
メンテナンス方法について
チョークボードもマーカーボードと同様に使用環境によっては表面が著しく汚染したり、消えが悪くなることがあります。
その原因は以下のことが考えられます。
また、汚れ、消えが悪くなった場合のメンテナンス方法も以下にご案内いたします。
チョークボードの通常のお手入れ
- 黒板全面を黒板消しで消して、チョークの粉を落とします。
- 清潔な水にきれいな布を浸してしっかりと絞ります。その布で黒板を水拭きしてください。
- 乾いた布で黒板の水分を完全に拭き取ります。
著しい汚染および
消去性が悪くなる原因
- 長期間使用した黒板は、チョーク粉末の表面堆積や手油等の付着により、汚染が著しくなることがあります。
- 黒板表面を汚れた雑巾や中性洗剤で清掃すると汚れを付着させることがあります。
- チョーク粉末が著しく付着した黒板消しを使用するとボード表面を著しく汚染します。
- 古くなり、繊維の擦り切れ、破れの黒板消しを使用するとボード表面を著しく汚染します。
- 黒板表面を酸、アルカリ等の薬品で清掃するとチョークの消えが極端に悪くなることがあります。
著しい汚染および消去性が
悪くなる時のメンテナンス
- 黒板消しは絶えず黒板消しクリーナー(電動式)等でチョーク粉末を除去してから使用してください。
- 古くなって、繊維の擦り切れ、破れがある黒板消しは新しい黒板消しと交換をお勧めします。
- 長期間使用して汚染が進行したボード面は綺麗な雑巾で水拭き、その後空拭きを行ってください。
- 黒板表面を酸、アルカリ等の薬品で清掃することはおやめください。
主な禁止事項と注意事項
ホワイトボード・黒板に強い衝撃や傷を与えないでください。
ホワイトボード・黒板に手を触れないでください。
ホワイトボード・黒板に異物を付着させないでください。
ホワイトボードマーカー(黒板はチョーク)以外の筆記用具は使用できません。
水拭きの際、シンナーや洗剤は使用しないでください。
セロテープ等、粘着物は使用しないでください。