JFE建材の
ホーロー鋼板(JFEホーロー)の良さ
綺麗に書ける、消せる
書き易く、書いた文字が鮮明に見えて、消し易いので、
1966年販売開始以来、日本の学校やオフィスで長く愛用されています。
“書き易い”、“鮮明に見える”、“消し易い”
耐摩耗性・耐久性が優れている
JFEホーローはホーロー専用冷延鋼板のデュアルコート(二層)を採用しているので、
焼成温度が800℃と高く高硬度のため、耐摩耗性・耐久性に非常に優れています。
デュアルコートを採用しています。
1500mmまで対応可能
1500mm巾は板面が大きいので、大きく映写でき、書ける面積が増える為、
様々なシチュエーションでの活用ができるようになりました。
また、板面接着後の形状が良いので、歪みが少なく、きれいな映写が実現できます。
1500mmまで対応可能で様々なシチュエーションで活用できます。
- 大きく写せる(120インチ 16:9対応可能)
- 書ける面積が増える
- 板面に継ぎ目がなくスッキリ
- 小さな子供でも手が届く
採用事例
● 特別教室や大教室● 会議室への壁面貼り
● 内装用
鮮明に映写できる
マイカ入りホーロー鋼板を使えば、プロジェクターからの光の反射を分散し、
映像を鮮明に映し出すことが可能です。
特殊マイカを入れたスクリーン用のホーロー鋼板を使えば
映像が非常に鮮明になります。
映写・書き消し兼用
マイカ入りホーロー鋼板を使えば、別途スクリーンや液晶テレビ等用意する必要がないので、
プロジェクターからの映写と書き消しを一つの板面で行うことができます。
それにより、手間がかからず余分なスペースも必要がない等のメリットもあり、
授業・会議がよりスムーズに、より分かり易く行うことができます。
映写と書き消しを一つの板面でできます
暗線対応可能
暗線プリントパターンに対応しているので、文字を形良く書いたり、線を真っ直ぐに描けるので、
図をより正確に描くことが可能になり、授業・会議内容がより分かり易くなります。
文字を形良く書いたり、図を正確に、線を真っ直ぐに描けます
- 暗線もホーロー製なので、消えて無くなることはない
- コイル形状で納入されるので、長さを自由に取れる
- 暗線の色が薄い為、文字を書く人には見えるが、遠くから見る人には目立たない
採用事例
ホーローは衛生的
ホーローは鉄をガラスで被覆したもので下記のような点が理由で衛生的に優れているとされています。※1
- 雑菌が繁殖しにくく清潔に保てる
- 酸や塩分に強く耐薬品性に優れる
- 熱に強い
- 長い年月が経っても色が変わらず耐久性に優れている
また表面がガラスであることから、汚れなどの付着物が内部まで浸透せず落ちやすいといった利点もあります。これらの利点を生かし、昔から医療器具や鍋釜・食器などに使用されてきました。
特に汚れが落ちやすい、すなわち書き消しが容易な特性を活かしてマーカーボードや黒板の分野にホーローが多く使用されるようになりました。
1966年に日本で初めてJFE建材がホーロー黒板用表面材を発売し、これにより黒板面の品質の改良・向上が促され、黒板製造面での技術革新が著しく進んだとされています※2。
JFE建材のホーローは、材料そのものに抗菌性すなわち積極的に菌を殺す作用はありませんが、顔料を含む全ての物質が無機物で細菌の増殖に必要な炭素源がありません。またガラスは水分や細菌が内部に浸透しないため、表面の清掃だけで衛生状態が保たれます。
また帯電性が低く粉塵やほこりも吸着しにくい性質もあります。
感染予防には基本三原則があり、①感染源(病原体)、②感染経路、③人(主体)、であり、このうちどれかをSTOPすることにより、感染症を予防することができます※3。
特に多くの人が集まる場所での衛生性の向上が重要であると認識されています。
黒板やマーカーボードは多くの人が共有して使用するものであり、使用後こまめに表面を消毒することが感染経路を断つために有効です。
すなわち表面を繰り返し消毒するのに耐えられる材料である事も重要と考えられます。
アルコールで繰り返し清掃しても品質が変わることのないJFE建材のホーロー材は、衛生環境を維持するのに有効です。
- (引用文献)
- 1)「琺瑯」 一般社団法人日本琺瑯工業会
- 2)「黒板づくりの歴史」 全国黒板工業連盟
- 3)「健康な生活と疾病の予防」 文部科学省